この記事に書いてあること
- Linuxカーネルの脆弱性CVE-2026-98432について、公開情報と当社の対応状況を報告します。
- 当社が直接管理するLinuxサーバーでは修正版の稼働を確認済みですが、WordPress運用サーバーは管理会社からの回答を待っています。
- 不正アクセスや情報流出の痕跡を確認するためのログ調査は、現時点では完了していません。
- 全関連サーバーのパッチ適用確認後にログ調査を実施し、不正アクセスの痕跡がないことを確認した上で第二報を公表する予定です。
1. Linuxの脆弱性に対する対応状況
このたび公表されたLinuxカーネルの脆弱性CVE-2026-98432について、当社の確認状況と今後の対応方針をお知らせします。
本脆弱性は、LinuxカーネルのIPv4ネットワーク処理において、TCP接続要求などを並行して処理する際に、解放済みのメモリーが参照される問題です。Red Hatが2026年10月30日に公表した情報では、認証を必要としない遠隔の攻撃者が、特定のタイミングで通信要求を送ることにより、遠隔コード実行を引き起こす可能性があるとされています。同社は重大度を「Critical」と評価しています。
当社が直接管理するLinuxサーバーについては、当該脆弱性の修正版が適用され、修正版のカーネルが稼働していることを確認済みです。修正状況の判断には、利用するLinuxディストリビューションの公式セキュリティ情報を参照しています。
2. 当社管理Webシステムの確認状況について
当社のWordPressサイトを運用するサーバーについては、現在、管理会社に本脆弱性への対応状況を確認しており、回答を待っている段階です。このため、WordPress運用サーバーを含む当社関連のすべてのサーバーで、対応が完了したと判断する段階には至っていません。
今回の確認対象はLinuxカーネルの脆弱性です。過去に報告したPHPの脆弱性への対応完了をもって、今回の脆弱性にも対応済みと判断するものではありません。
また、修正版の稼働確認は当該脆弱性への対策状況を示すものであり、過去の不正アクセスがなかったことや、システム全体の安全性を保証するものではありません。
3. 不正アクセスおよび情報流出の痕跡に関する追加調査
当社関連のすべてのサーバーについて修正パッチの適用を確認した段階で、取得可能なアクセスログ、認証ログおよびセキュリティ関連記録等を調査し、次の事項を確認する予定です。
- 不審な通信や不正ログイン、不正侵入を示す痕跡の有無
- Webサイトやシステムファイルの不正な改変を示す兆候の有無
- 顧客情報、個人情報その他の機密情報の外部流出を示す痕跡の有無
これらの調査は現時点では完了しておらず、不正アクセスや情報流出の有無について最終的な判断を行ったものではありません。調査結果については、取得可能な記録とその保存期間などの範囲を明らかにした上で評価します。
4. 今後の対応と情報公開
本報告は、2026年11月1日時点における当社の確認状況をお知らせする第一報です。管理会社からの回答を確認し、全関連サーバーの修正パッチ適用確認後にログ調査を実施して、不正アクセスの痕跡がないことを確認した上で、調査範囲と結果をまとめた第二報を公表する予定です。
調査の過程で不正アクセス等を示す痕跡が確認された場合は、その内容に応じた対応を進め、判明した事実と対応状況をお知らせします。
当社は、引き続き、システムの適切な運用管理と情報セキュリティの確保に努めてまいります。
References
Disclaimer & Disclosure
- 本報告は2026年11月1日時点の公開情報および当社の確認状況に基づき、今後の調査結果や公式情報の更新に応じて内容を見直す場合があります。
- 運用上の安全性に配慮し、サーバーの識別情報、IPアドレス、詳細な構成および管理手順は掲載していません。
- この Webページはもともと日本語で作成されており、Google Translation API を利用したプラグインを使用して他の言語に翻訳されています。翻訳は参考のためにのみ提供されており、ここに記載されている意見や声明は元の日本語で解釈されるべきであることをここにご通知します。
